Posted on 2019-01-31 in コミュニケーション 人間力
少子高齢化が深刻介している現代では、それに伴って介護職の需要も高まっています。しかし専門知識がないとできないと思っている人が多いため、なかなか介護士が集まらないという悩みを抱えている施設もたくさんあるのです。実際に求人を見ると、資格を保有していることを応募条件としているところはたくさんありますが、それがすべてではありません。実は未経験でも介護の仕事に挑戦することは可能なのです。
なぜ未経験でも可能なのか、それは知識だけではなくコミュニケーション能力も必要な仕事だからです。年を取ると赤ちゃん返りをするとよく言うが、施設を利用しているお年寄りの中には実際に赤ちゃん返りをしている人がたくさんいます。スタッフが構ってくれないと機嫌を損ねたり、同じ施設内の利用者に意地悪をしたりなど例をあげたらきりがないほどです。そんな状態でも介護士がしっかりコミュニケーションを取り、利用者の心を満たしてあげることでトラブルを未然に防ぐことができる可能性があります。利用者の心の健康にも繋がるため、こうした人間力を求めている施設もたくさん存在するのです。
専門的な知識は実務で学ぶことができるし、試験を受ければ資格の取得も可能です。そのため入社した後に勉強をするという人もたくさんいます。そんな人材を育てていくために事業所では育成制度を整えたり、資格取得の支援を積極的に行っているというところもあります。
介護士を目指している、また介護の仕事に興味があるという人は、自分の現状に合った事業所を選べば介護士として大いに活躍できるでしょう。